背番号15

なんちゃってソフトボール選手

毎年4月になると出て来る連中

4月に入った。色々と新しいことが始まる時期。毎年この時期には通勤で使っている駅前である光景が目に入る。喫煙所の周りや自転車置き場でタムロして騒いでいる若者がいることだ。
 
あたり前だが、毎年メンバーも違えば人数も違う。でも少なからず「騒いでるヤツ」「悪ふざけしてるヤツ」がいる。まぁ…毎日いる訳ではないのだが…そして5月の連休明けくらいには全く見掛けなくなる…というか忘れ去ってしまう。
 
数人でタバコを吸ったり大きな声で笑い声を上げたり地面に直接座ってモノを食べたり…やりたい放題の振舞い。でも長続きしない。2~3回見掛けるといつの間にかいなくなってしまう。
 
あの子たちは何なのだろう?
 
何のために駅前でタムロして騒いでいるのだろう?
 
私が見掛けるのは夜9時や10時台。10代後半か20代前半の若者たちが近くに大した店もない駅前でタムロして楽しいとも思えない。友達同士の会話を楽しむのであればもっと別の場所があるであろう。しかもいくら春だと言っても4月の夜はまだ結構寒い。
 
何で喫煙所の周りで…何で自転車置き場で…?
 
思うに…連中は「自己主張」しているのだろう。その自覚があるのかどうか定かではないが…。
 
駅前…通勤通学で通る人が多い場所。あえてそこを選んでタムロしている。そこで人目をはばからず自分たちの世界を繰り広げる。
 
「オレたちは世間の常識に支配されていない」
「オレたちはオレたちで自由に生きている。周りの人間なんて関係ない」
 
通行人の邪魔になっていることを、あえて意に介さないフリをして社会に対して自分を主張している。連中の自己主張がそこにある。純粋にその場所で話し込んでいることを楽しんでいる訳ではない。
 
大多数いる10代後半から20代の中のほんの一握りの人間だろうが、こんな連中もいる。情けなくもあり、同情する面もない訳ではない…。
 
その場所(喫煙所や自転車置き場)で自己主張するしかないのか?もっと他に自分をアピールする場所はないのか?その場所で自己主張できれば満足なのか?ちょっと見ていて残念だ。
 
上にも書いたが、5月の連休が終わった頃にはいなくなってしまう。自己主張を始めたはイイものの結局長続きもしない。いつの間にかいなくなって忘れ去られてしまう。根性も持ち合わせていないようだ。
 
今年も既に何件か遭遇している。やはり4月に入ってからのことだった。
 
まぁせいぜいがんばって自己主張しろ。